JBとは

2014年ワシントンDC日米協会が作成した小冊子
全米ジャパンボウルー高校生の日本語・文化全米大会ー
から転載しました。

全米ジャパンボウル大会」は、全米各地で日本語を学んでいる高校生が、日本語能力のみならず、日本の文化、習慣、歴史、 地理、時事、日米関係など、幅広い分野について競い合う全米大会です。アメリカで日本語を外国語として学ぶ高校生を支援する教育活動の一環として、ワシントンDC日米協会が主催しています。

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1993年、ワシントンDC郊外の高校で日本語教師を勤めていた Jean Morden(2011年逝去)の発案で、生徒が楽しく日本語を学べる機会をつくることを目的として、クイズ形式で行う大会が初めて開催されました。21年目の2014年には全米から39校239名の高校生が出場しました。

大会では、高校生3名が1組のチームとなり、3つのレベルに別れて競い合います。予選100問の筆記審査と、日本語でのコミュニケーション能力をはかる会話審査の合計点で、各レベルの上位3チームが2日目の決勝戦に進みます。決勝戦は早押し、個人戦、チーム戦で行われ、最上級レベルで優勝した全米チャンピオンの生徒3名には、日本研修旅行が贈られます。2014年には、外務省が推進する青少年交流のための「KAKEHASHI Project」により、入賞者43名が日本に招聘されました。

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開催目的

外国語として日本語を学ぶ高校生が、

  • 学習の成果を発揮し、かつ楽しめる機会を与えること
  • 知識を得るのみならず、日本文化に触れる場とすること
  • 日本人や他州で日本語を学ぶ生徒と交流の機会を提供すること
  • 高校卒業後も日本に関する学習を継続し、日米関係の将来を担う両国の懸け橋となる人材を育成すること

を実現するために開催されています。

ジャパンボウルと日本語教育

近年、米国における日本語学習への興味、関心が高まっています。2012年に国際交流基金によって行われた調査によると、現在16万人のアメリカ人が日本語を学んでおり、これは過去最大の人数です。中高レベルでは3年前の調査から20%の上昇がみられます。

ジャパンボウルは全米日本語教師会とも連携し、日本語教育のスタンダードにそって問題を作成しているほか、日本文化との触れ合いやコミュニケーションを通じて、生きた日本語と日本の知識を学べる大会を目指しています。

協力支援

日本語が話されている国は、全世界で日本だけです。つまり日本語を選択するということは、「日本」を選ぶということです。日本について学ぶことを選択した若者を支援するため、これまで米日財団、外務省、文科省、在京日米協会、ワシントンDC商工会の企業や日本の大学などの協力でジャパンボウルを継続して開催してきました。

今後も多くの方々のご支援、ご協力をお願いいたします。

全米各地におけるジャパンボウル

2012年より国際交流基金の支援で、全米各地にてジャパンボウルを開催するためのプロジェクトが始動しました。これまでカリフォルニア、ユタ、ウィスコンシンにてジャパンボウルが開催されているほか、今後も新たな場所で開催の予定です。