JBSG主催「PAPER LANTERNS」上映会のお知らせ

今日、8月6日は広島の「原爆の日」です。広島市中区の平和記念公園では、原爆投下時刻の8時15分に参列者が黙祷し、広島市長が「平和宣言」を読み上げました。その中で、「昨年、核兵器禁止条約の成立に貢献したICANがノーベル平和賞を受賞し、被爆者の思いが世界に広まりつつあります。その一方で、今世界では自国第一主義が台頭し、核兵器の近代化が進められるなど、各国間に東西冷戦期の緊張関係が再現しかねない状況にあります。」と自国第一主義への懸念を表明されています。

思い返せば2年前の5月27日、伊勢志摩でのG7を終えて広島に入ったオバマ前大統領は、アメリカ大統領として初めて平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学したのち、献花をして演説をしました。その折、日本被団協の坪井直代表と言葉を交わしたあと、一人の被爆者の老人を抱き寄せました。その写真が世界中に配信されましたが、日本では多くの人が、「この人はだれ?」と思ったようです。

この人、森重昭さんも、原爆投下により自らも被曝して九死に一生を得た被爆者です。ただそれ以上に、この場でオバマ前大統領が彼を抱擁したのには理由があります。森さんはその後、当時、12名のアメリカ兵の捕虜が広島にいて、被曝して死亡したことを知ります。しかしこのことはアメリカ側ではほとんど知られていませんでした。森さんは、勤めの傍ら40年かけて一人でコツコツと調査をして、捕虜がどのような経緯で広島に連行されたのかなどを調査し、その遺族を探し出していきさつを伝えていきました。

このことを知ったアメリカ人のバリー・フレシェット監督が、これを題材としたドキュメンタリー映画を作りました。彼の親戚(大叔父)が米兵の一人と友人だったからです。タイトルは「PAPER LANTERN」(灯籠流し)。

今回、JBSGはこの映画の製作者であるピーター・グリーリ氏を招いて、上映会を開催する運びとなりました。JBSGのアドヴァイザーである久野明子氏が、グリーリ氏と知己だからです。

映画会はまだ少し先の11月13日(火)ですが、忘れないように手帳に印をつけて、上のFAX申込用紙を使い、申し込みをしてください。当日、会場でお会いしましょう、お待ちしています。締め切りは10月31日です。

この映画の予告編です(英語版)。

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